終わりなき道
先日、私がとても尊敬する唯一無二の
タップダンサー中村浩平氏に踊りを見ていただく機会がありました。
ご指摘いただいたのが、股関節の定め方と大地との関係。
そこで、もう一度丁寧に
股関節を捉えなおし、
大地との繋がりを意識して
踊ってみたら今までとは
全く違う世界が。。
変えたのはたぶんほんの数ミリです。
それでも
床を踏む音の密度や
深さが変わり
からだの中の広がりや
流れが変わり
師匠にずっとご注意いただいていた
ことにも繋がりました。
「出来たと思ったらダメです。
ひとつのことの中に
まだ何かないか
もっと何かがあるはずだと
探していくんです。」
と有り難きお言葉。
どんなからだの動きにも
まだまだ奥がある
まだまだ先がある
そしてその先も奥も
生きていて
常に変化している
同じ瞬間は二度とない。
なんとなく馴染んだ使い方を
なぞっていては先に進めないのです。
毎舜からだに目覚め続けること。
からだと言う小宇宙の
無限の広がり
底知れない深さには
ただただ、
もう本当に
ただただ、
驚くばかりです。
踊りが得意じゃないから
出来ないからこそ、
必死に、探して、
もがいて、あがいて
辿り着ける世界や感覚や感情が
きっとたくさんあるのです。
ここには書ききれませんが
いつも教え支え導いてくださる
全ての方に心より感謝申し上げます。
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